ヨガインストラクターと身体ケア

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2017/04/09 ヨガインストラクターと身体ケア

左肩の三角筋を痛めています。

原因は、今月、皆さんに頑張っていただいているアーチのポーズ。

アーチのポーズが悪いのではなくて、アーチのポーズを説明するために、片腕で体をささえていて、左腕ばかりを使って片腕立ちをし続けて、過度な負荷がかかってしまったからです。

三角筋の中心の一箇所だけが、もや〜と痛みます。

 

ヨガインストラクターをしていて最も気をつけなくてはならないことは、身体を壊さないこと。

常にバランスをとって動いていればいいのですけど、片側だけしか行わなかったり、同じポーズを繰り返しやり続けてしまうので、ポーズを行なった後のケアが大切になっていきます。

私はヨガ教室を始めたばかりの時に、筑波山を下山中に足首を骨折するという大怪我をしてしまいました。

足元の段差に気付かずに踏み外し、腓骨の外くるぶしを綺麗にパキッと折ってしまいました。

しかもヨガ教室オープンたった3ヶ月後の大失態。

ギブスをしたままヨガレッスン。

早く治さなきゃー!と1ヶ月で治しましたよ。

とても恥ずかしかった。

片脚が使えなくなるので、何より体のバランスが崩れるのが怖かったです。

そんな大怪我インストラクターを経験してしまったので、あんなことは二度としたくないと常々思っています。

 

この職業になって、特に体に関しては見本になるために気をつけていなくてはなりません。

でも職業病というか、プロスポーツ選手も怪我をするように、ヨガインストラクターも身体を酷使するので、絶対に健康ということもありません。

 

ポーズをとったら必ずリラックスをする。

緊張した筋肉を緩めること。

ヨガでは呼吸も身体も緩急の繰り返しです。

自然と自律神経も、緩急の繰り返しで整っていきます。

 

怪我をすることが一概に悪いとも思わないのは、こういう経験をすることで、

どうしたら治せるのか、

どう動かすと痛みにくいのか、

何をしたら痛んでしまうのか、

どんなポーズなら行えるのか、

と学ぶことが出来るからです。

 

腰が痛い、肩が痛いと体の痛みを相談されますが、

私自身が同じ経験をしていると、どんなことをすれば痛みが和らぐのか、改善するのかと的確に伝えることが出来ます。

体を壊さないことが最も大事なことですが、不具合が出るのは、体の使い方が悪かったり、酷使し過ぎていたり、またその逆で動かさなさすぎたりということで、割と簡単に体のバランスは崩れていきます。

痛みを感じるのは「この身体、使い方がまずいですよ!」と教えてくれているんだと思います。

体の痛みの相談を受けたときには、その痛みが出る前にはどんな姿勢でいたのか、どんなことをやっていたのかを思い出していただくと、改善策が見つけやすいです。

 

私の三角筋が痛んだのは、片腕立ちのアーチのポーズのやりすぎが原因です。

筋肉が痛むので冷湿布を貼っていましたが、全然痛みが消えません。

お風呂に入って体が温まっていると、腕が動かしやすく痛みも軽くなりました。

今度は温湿布を貼ります。

 

先日の沖ヨガアドバンスセミナーで石井三郎先生がおっしゃっていました。

「冷やして痛むなら、温める。温めても痛いなら病院へ。

 温めて痛いなら、冷やす。冷やしても痛いなら病院へ。」

 

たった1個所の痛みで、全身を動かすことが出来なくなるのは勿体ないです。

痛みを感じたら、自分の行動をふり返ってみる。

体の痛みの原因は、ほどんどが日常生活の姿勢です。

自分に向き合うことは瞑想です。

生活することがヨガになる。

 

お!今もヨガだ!

 

 

 

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