《ホルモン》はたくさん！ヨガならどうする！？

 

《女性ホルモンと男性ホルモン》知っておくべき大事な話①

《女性ホルモンと男性ホルモン》知っておくべき大事な話②

前回のつづきになります。

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番組内ではもうひとつ病気が紹介されていました。

 

更年期障害と間違えやすい《橋本病》
《橋本病》とは、甲状腺ホルモンの分泌が低下し、甲状腺の機能が落ちる病気。
《甲状腺ホルモン》とは、甲状腺から分泌され、全身の細胞に作用して細胞の代謝を活発にさせる働きがあり、人間にとって元気の源です。

《橋本病》の症状は、だるい、やる気がない、集中力の低下、肌荒れ、むくみ、冷え、体重増加など。
40代～50代の女性に多く、更年期障害と勘違いをして症状を悪化させやすいそうです。
症状が進行すると、心不全や意識障害になり、最悪の場合は死に至る病です。
健康診断でコレステロール値が異常値に上がったら、甲状腺の病気を気にした方が良いそうです。
甲状腺の検査は内科で受けられますので、気軽にお医者様にご相談しましょう。

甲状腺の病気として他には、
甲状腺に慢性の炎症が出来ることで、甲状腺の分泌が悪くなるのが《慢性甲状腺炎》
《橋本病》とは逆に、甲状腺の機能が亢進し、過剰に甲状腺ホルモンを作る病気が《バセドウ病》です。
《バセドウ病》は若い人もなります。
私の従妹が18歳の時に《バセドウ病》を発症しています。

 

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「最近疲れてるのかな～」「ストレスでもたまったかな～」などと年齢に関係なくても、普段から陥ってしまうような自覚症状で「これは病気かも！」とはならずに、寝れば治るだろうぐらいの気持ちで、それがズルズルと慢性的になり、オカシイと思ったときには病状が悪化している、なんてことになります。

 

前回、《女性ホルモン》《男性ホルモン》《更年期障害》について書きました。
ホルモンバランスと更年期について、教室でもお話しさせていただきましたが、健康だということは、それだけで幸せでいられます。
でも健康なままだと病気に対して無知なままで、病気を放置してしまったり、謝った解決で長引かせてしまったりもします。
病気になって初めてそのことについて考えたり悩んだりして、原因を探り、解決法や治療法を探し出して、それが知識・智恵になります。

 

現在私の父は頭に帯状疱疹を発症し、その後の後遺症神経痛の治療を行っています。
「頭が痛い」ことで帯状疱疹に気付くのが遅れ、後遺症が強く残ってしまいました。
もう少し早く帯状疱疹と見抜けていれば、後遺症の強弱がだいぶ変わってきていたそうです。

 

病気だけではなく、物事を知っていることに損はありません。
その知識が何かに役立つときがある。
場合によっては、１分１秒が生死を分けることもあります。
今必要はないかもしれないけれど、頭の片隅に色んな病気の知識をしまっておけば、いざというとき、自分のため、家族のため、誰かのために役立つと思います。
そう思って、今回はブログに色々と書かせていただきました。
ホルモンと更年期のことだけですけれど。

 

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今回ブログに書くにあたって、ホルモンのことを調べてみました。
ホルモンが分泌される器官を内分泌器系と呼び、
脳にある《松果体》《下垂体》
喉にある《甲状腺》《副甲状腺》
腹部にある《副腎》《膵臓》
男女の生殖器にある《精巣》《卵巣》
がホルモンを分泌する器官になります。

 

代表的な分泌ホルモンとその機能
《松果体》メラトニン（睡眠ホルモン）
《下垂体》成長ホルモン、オキシトシン（幸せホルモン）
《甲状腺》カルシトニン（骨の形成）
《副甲状腺》副甲状腺ホルモン（血中のカルシウムをコントロール）
《副腎》アドレナリン（心拍や血圧のコントロール）
《膵臓》インスリン（血糖コントロール）
《精巣》テストステロン
《卵巣》エストロゲン

上記のホルモンはごく一部の代表的なものです。
簡単に挙げただけでも、これらのホルモンバランスが崩れると病気になるのだということが分かると思います。
人間って、どこの機能が丈夫なら良いということで成り立っているわけではなく、全身必要不可欠だから、この姿形が出来上がっているんだと思ます。
だから「この運動だけしていればいい」「このサプリさえ飲んでいればいい」ということではないんです。
でもいちいち、これがあれで～どれが何に良くて～などど、気にしていたらやってられません、生きるのが大変になります。

 

だから、とりあえずニヤッと笑ってみる！
口角を上げるだけで頬がゆるみ、まぶたが上がって顔色が良くなって、頭が軽くなります。
気持ちがこもっていなくても、顔が緩むと肩が軽くなって、気分も向上してきます。
ヨガを行うときに、皆さんの顔がとーっても怖いです！
時々「アホ面でやってください、肩の力が抜ける～、息が吐ける～」と言っています。
皆さんは一瞬笑ってくれるんですが、すぐに神妙な顔になってしまうので、ニヤッとして頭から軽くしましょう。

 

頭です。
脳です。
ホルモン分泌は脳がコントロールしています。
体のリラックスの為には脳のリラックス。
脳がリラックスして、自律神経が正常に働いて、ホルモンバランスが整って、健康維持になります。

 

リラックスしたかったらニヤッ
肩の力が抜きたかったらニヤッ
前屈を深めたかったらニヤッ

次回のヨガの時、瞑想の時、優しい笑顔でお願いしますよ！

 

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強引なまとめになりました。
健康でいられることは幸せなことです。
今日も元気な命に感謝していきましょう。