誰かのために生きる

自分が健康に生きていることが、ただただもったいないなと思い、先日骨髄バンクにドナー登録をしてきました。

献血もしたかったのですが『海外旅行者および海外で生活した方』の項目で
英国に1997（平成9）年から2004（平成16）年までに、通算6カ月以上の滞在（居住）歴のある方（通算6カ月の計算には1の滞在（居住）歴も含みます）。
上記に該当してしまっているために、この条件が緩和されない限りは献血は今のところ行うことが出来ません。私の血は健康そうなのに、お役に立てず残念です。

 

そこで登録の出来る骨髄バンクを選びました。
骨髄提供の年齢制限は５５歳まで。あと１２年。この先１２年は、誰かのために生きていこうと思います。場合によっては日本国外の方にも提供されるようです。世界の誰かが私を必要とするときがくるかもしれない･･･大きな夢ですが、その提供確率はとても低いようです。

 

骨髄バンクのサイトのQ&Aに

Q. ドナーに選ばれる確率はどのくらいでしょうか？
A. 1992 年から2005年3月までの実績によると、ドナー登録者累計約26万人に対し実際に提供した人は延べ
6341人となっています。つまり、ドナー登録者 41.3人に１人（2.4％）が骨髄を提供していることになります。
最終的に提供を受けた患者さんは6339人ですが、患者さんとHLAが一致したドナー登録者は累計約7万7000人（約29.6％）です。

とあります。

ドナー登録をしたものの、いざ提供するとなると条件がそろわなかったり、意思が喪失してしまったりするのかもしれません。

 

３０年ほど前になりますが、私の従兄が高校生の時に白血病になりました。原因は分かりませんが、１年ほどで奇跡的に治り、今ではレントゲン技師になり、普通に生活をしています。
私が高校生の時にも、白血病で入退院を繰り返しているクラスメイトがいました。めったに姿を見ることが無かったので、その後の彼女がどうなったのか実は同級生の誰も知らないんです。
２人ともリンパ性か骨髄性かどんな白血病だったのかは分かりませんが、意外と身近にいたんですよね。

 

ドナー登録はとても簡単でした。

こちらのサイトで『ドナー登録をお考えの方』というページから、パンフレット「チャンス」でドナーに関しての理解を読み進めていきます。
読み終えると『登録申込書』が印刷できるので、それを印刷して必要事項を記入して、お近くの登録窓口かドナー登録会へ行きます。
私は《大宮献血ルームウエスト》5Fへ行きました。

そこで『登録申込書』を提出し、登録のための血液を採取して、おしまいです。
それだけです！
あまりのあっさりとしたドナー登録で拍子抜けしました。
献血をされている皆さんを見ながら、ココアを飲んで帰ってきました。

 

覚悟を決めるのは、ドナーに選ばれてからですね。
事前採血や手術ですから入院もしますし、場合によっては提供することによる後遺症が出るかもしれません。
まぁその時はその時。

 

もうひとつ。
私のロングヘアは、ヘアドネーションという子供の鬘用の髪の毛の寄付のために伸ばしています。

そろそろイイ感じに伸びてきたので、来年はこのロングヘア―を提供しようかと思っています。
３１cm以上が条件で、出来れば５０cm以上が欲しいそうです。でも、さすがにあと２０cm伸ばすのは無理かな。
ベリーショートヘアがべらぼうに似合わないので、ボブぐらいの長さで切れるくらいにしようとあと数センチ伸ばしていきます。

 

今のところ私は元気ピンピンなので、この身で役立つのなら提供していければと思っています。
皆さまにもヨガを通して、健康である喜びを提供させていただきます。
これからもよろしくお願いします！