「断捨離とヨガ」やましたひでこ先生の講義①

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「断捨離とヨガ」やましたひでこ先生の講義①

ヨガブログ

2017/03/03 「断捨離とヨガ」やましたひでこ先生の講義①

参加させていただいている龍村ヨガの特別講義で

やましたひでこ先生の「断捨離とヨガ」のお話を聞かせていただきました。

《断捨離®やましたひでこ公式サイト》http://yamashitahideko.com/

 

以前、流行語大賞にも選ばれた「断捨離」

言葉としては知っていましたし、やましたひでこ先生が沖ヨガの門下生で、龍村先生のお弟子さんということは知っていましたが、知っていたのはお名前とそのくらいです。

 

正直な話、整理・整頓・掃除、苦手なんですよね~

だから遠ざけていた「断捨離」

 

やました先生は、沖正弘導師の道場で「断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)」という修行哲学を学んだそうです。

これを学んだときは「こんなことは知らなかったことにしよう」としたそうです。

「絶て、捨てろ、離れろ」って実行するにはなかなか行動力が必要になる行為ですよね。

やました先生はこれを「知らなかったこと、聞かなかったことにしよう」と思われたぐらいですし、あの沖正弘導師の直の教えだと、かなりの重みのある哲学だったのではないかと想像します。

その後ご結婚され、嫁ぎ先のお姑さんとのお家の中のお掃除バトル(!?)をきっかけに「断行・捨行・離行」を思い出し、「断・捨・離」がヨガとしてどう命を輝かせることになるのか、それを日々の生活に活かすことで断捨離を分かりやすく、実行しやすく肉付けたんですね。

 

お話の内容はほぼすべてがグサグサと突き刺さりました

 

お話の中で最も印象に残っているのは「身体は断捨離をしている」というお話。

 

身体のエネルギーとして必要な「食事」

栄養摂取のために大事な「消化・吸収」

身体にとって不要になったものを出す「排泄」

 

モノを必要として手に入れ→用途があって使用し→不要になって捨てる。

身体は「食事」し→「消化・吸収」し→「排泄」する。

 

モノを必要として手に入れ→使わない→モノとして溜まっている。

身体は「食事」し「消化・吸収」し「排泄出来ずに滞る」

 

「排泄出来ずに滞る」身体で考えたら大問題です!

便秘です。溜まりすぎて破裂!?したら死んでしまいます。

必要以上に摂取した栄養は脂肪となって蓄積されます。

それを先生は「体内産業廃棄物」と例えていらっしゃいました。

これは命を苦しめている行為です。

命が正しく断捨離をしていれば、身体にとって不要不適なものは、排泄として捨て去ることが出来るのです。

これが感情になると、苦しみ、悲しみや怒りを吐き出せずに溜め込むと、心が痛み疲弊し、心の病に繋がっていく。

心の詰まりは「鬱」

身体の詰まりは「生活習慣病、癌」

家の詰まりは「ゴミ屋敷」

「心・身体・家」の一部が詰まる、溜まることですべてが悪くなってしまう。

これはヨガでいうところの「部分即全体」という考えにつながっていきます。

教室で時々お伝えする指ヨガや眼ヨガ、足裏ほぐしの体の一部を刺激することで、心身バランスを整え、本来ある自然治癒力を引き出すという考えです。

 

そして「癌」ガンという漢字。

「疒(やまいだれ)に品の山」と書いて「癌」

疒(やまいだれ)は病気関係の感じに使われる部首です。

品が溜まっての山となり病になる!

漢字って、その形に意味を読み取ると本当に面白いんですよね。

これは目からウロコでした。

 

断捨離はお掃除術ではなく、ヨガの行法哲学。

今回はこの辺で〆ておきます。

講義のほんの一部。

お話を聞いて気づいたこと、気づかされたことまだまだ続きがあります。

長くなりますので、この続きはまた後日。

 

龍村修先生とやましたひでこ先生に挟まれてパワーをいただきました

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