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《女性ホルモンと男性ホルモン》知っておくべき大事な話①

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《女性ホルモンと男性ホルモン》知っておくべき大事な話①

ヨガブログ

2017/05/09 《女性ホルモンと男性ホルモン》知っておくべき大事な話①

CBCテレビ(TBS放送)日曜朝7時『健康カプセル!ゲンキの時間』という番組が、ヨガにも役立つ情報が多いので、毎週録画して見ています。

5/7放送のテーマが《ホルモン》

この《ホルモン》について、ぜひ皆さんに知っておいてほしい内容でしたので、ブログにまとめておきます。

(★番組のホームページ内の《アーカイブ》に過去の番組内容が紹介されています。)

 

《ホルモンと更年期障害》についての内容でした。

「更年期障害?まだ若いし、関係ないよ~」

「男だから更年期障害なんかならないし、関係ないよ~」

と言わずに、どれほど《ホルモン》が身体にとって大切なものなのか、長くなりますが、番組の内容をまとめましたので、ぜひ読んでいただきたいと思います。

※番組の内容と、この件を書くに至って調べた内容や、私が以前お話を伺ったことのある内容なども含まれます。

 


 

 

《ホルモン》てなに?

 

ホルモンの語源は、ギリシャ語の「刺激する、興奮させる」という言葉。その名のとおり、からだの組織や臓器を刺激する化学物質です。その数は約40種類にのぼり、血液の流れにのって情報を伝達し、大切な生命活動のコントロールを行います。
ホルモンをつくる器官を、「内分泌器官(内分泌腺)」といいます。脳の視床下部や下垂体、甲状腺、副腎、膵臓のほか、性腺(女性では卵巣、男性では精巣)が、これにあたるところです。

引用「女性のからだ用語解説

 

今回番組で紹介された《ホルモン》性腺ホルモンの《女性ホルモン》《男性ホルモン》のお話。

 

 

女らしくないと「女性ホルモンが足りない」とか「女性ホルモンが出ない」などと冗談を言いますが、さて・・・《女性ホルモン》どれだけあるの?

 

女性の一生に分泌される《女性ホルモン》の量は?

 

なんとなんと一生分がたったスプーン1杯!

カレースプーンかデザートスプーンか分からないですけれども、一生でスプーン1杯が少ないことは確かです。

そのちょびっとずつ分泌される《女性ホルモン》が、女性を女性らしく生かしてくれているんです。

この少なさにはビックリしました。

叶姉妹のような人たちはドバドバ出しっぱなしのようなイメージだったので、少なさには驚きしかないです。

 

《女性ホルモン》の主要成分は《エストロゲン(卵胞ホルモン)》という物質です。

《エストロゲン》卵巣から分泌されます。

内臓や骨の形成、生理や出産、妊娠を促し、全身に巡って女性らしい身体を作ります。

美肌を作る働きがあるので美肌ホルモンと呼ばれます。

 

この《エストロゲン》を分泌する卵巣ですが、卵巣の機能が低下する時期が来ます。

それが《更年期》。言い換えると女性ホルモン消滅期と言えるでしょう。(私が勝手に言いました)

40歳代後半になると、卵巣の機能が低下し閉経を迎えます。

この《更年期》に、日常生活に支障をきたすほどの強い症状が現れることを《更年期障害》と言います。

 

 

《更年期障害》のメカニズム

 

脳の司令塔である視床下部から《エストロゲン》を増やすように指令が出ます。ところが、閉経前後の卵巣は機能が低下し、《エストロゲン》が作れません。すると、指令を無視された視床下部が混乱し、「卵巣さん、頼むからエストロゲン出してくれよ!」と指令を出し続ける暴走をし始めるのです。視床下部の暴走は自律神経に影響を与えます。この自律神経の乱れが、心と身体の症状となって現れるのです。

 

 

《更年期障害》に重い人と軽い人がいるのはなぜ?

 

更年期障害の症状は●頭痛●肩こり●手足のしびれ●めまい●耳鳴り●身体のほてり(ホットフラッシュ)●大量の汗(スウェッティング)●肩こり●肥満●むくみ●冷え●イライラ●不眠●無気力●記憶力の低下●うつ、など

 

要因1「性格」

繊細で落ち込みやすい人、几帳面で真面目な完璧主義の人は、ささいな症状も気にし過ぎてしまう。

 

要因2「環境」

例えば、夫の転職、両親の介護、子供の受験などストレス環境下にあって、ネガティブな思考をしてしまう人。

 

「性格」「環境」は《ストレス》

上記のような環境になっても、適応性が高かったり、それを苦だと思わなかったり、苦だと思っても溜め込まない「性格」であれば、問題はないんでしょうね。

 

要因3「月経前症候群が非常に強い人」

生理前のイライラや頭痛、眠気などが酷く症状として現れる人。

これも性格が関わってくると思いますが、生理になる前から不調が現れて気にし過ぎる。それが毎月繰り返されていつも気になってストレスになる。

月経前症候群も《プロゲステロン(黄体ホルモン)》というホルモンの分泌が関わっていると言われています。

更年期を迎えるまでの、通常の生理周期の間も、ホルモンバランスが崩れていると、更年期を迎えたときの女性ホルモンの減少で起きる不調が、重くなりやすい身体になってしまうのかもしれませんね。

この「月経前症候群が特に強い人は更年期障害の症状として、精神的な症状(うつ)が強く出る可能性があるそうです。

 

女性ホルモンは《エストロゲン(卵胞ホルモン)》プロゲステロン(黄体ホルモン)》の2つのホルモンを指します。

月経前症候群と生理痛は別です。生理痛もプロゲステロンが関わりますが、この話は割愛します。

 

 

 

乱れてしまったホルモンバランスを整えるにはどうしたらよいのでしょう?

 

ジャジャ~ン ヨガ が効果的なのです!

やっとでましたヨガ

番組では「眠る前の10分間のヨガが重い更年期障害を改善する」と紹介されていました。

★体力医学研究所★「寝る前10分のストレッチで更年期症状と抑うつが改善」

↑研究内容はこちらをご覧ください。

 

ヨガは乱れた自律神経を整える効果があります。

まぁ長年ヨガをやり続けている身としては、研究しなくてもこの身体が実証してるわ~と思っちゃうんですが・・・

だからこそ、ヨガは長い長い歴史を経て、現在まで伝わり、続けられているんでしょうね。

 

よ~~~く思い返してみると、私は職場ストレスの環境下にいた時や、人間関係で体調を崩していた時が、実は月経前症候群だったのかなと思います。

そのころの症状は低体温、汗をかかない、めまい、原因不明の背中の痛み、風邪をひいても発熱しないが悪寒が走るなどがありました。

それが自律神経の乱れだったのではないでしょうか?

そういえば時々盲腸になったのかな?というような腹痛になって生理が始まるということも多かったかもしれない。

今はヨガのおかげでしょうね、月経前症候群も生理痛も、自律神経の乱れによる不調というのはなくなりました。

ヨガは身体と呼吸と意識を整えるバランスの良い行法です。

自律神経系の交感神経優位では、吸う呼吸になり早く浅くなります。 副交感神経優位では吐く呼吸になり、ゆっくりで深くなります。

その自律神経系を整えるバランスの良い呼吸は自分で行うことが出来ます。

ヨガのポーズも力強いポーズでは交感神経が優位になり、柔軟性のある柔らかなポーズでは副交感神経が優位になります。

 

自律神経は生物が生きていくために、心身機能が正常に働くように調節してくれる神経系です。

呼吸をするのも、心臓が動くのも、胃が消化するのも、大腸がウンチを作ってくれるのも、体温が上がるのも、脳が各機能にホルモンを分泌せよと指令を送るのも、自律神経のおかげです。それが乱れるということは、正常に生きる力が身体から失われている状態なのです。

 

 

女性は更年期が終わると《女性ホルモン》が全くなくなります。

でも、その《女性ホルモン》に代わって活躍してくれるのが《男性ホルモン》になるのです。

次回は《男性ホルモン》と《男性更年期障害》のお話。

「女だから男性ホルモン関係ないよね~」

違います!大いに関係があります!特に更年期を終えたお姉さま方には大変重要な存在になる《男性ホルモン》です。

とても長くなりますので、次回《女性ホルモンと男性ホルモン》知っておくべき大事な話②へつづく・・・

 


ここまで書くのに結構な労力です。頭使い過ぎちゃった~

番組を見たときに、コレは誰もが知っておくべきだ!と思いました。

最近は、生理の始まった若い女性も、すでに生理周期が乱れているそうですね。

生まれたときからストレス社会。

次回は《睡眠》が重要なポイントになります。

皆さん、夜ぐっすり眠りましょう。

 

今月のヨガでは《冥想行法》をしています。

そこにもつながっていける話になりますなぁ。

 

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